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プログラミングや、コンピュータなどの備忘録です。 主にRuby, Java, Linux, 等を扱います。アルゴリズムも扱いたいな。
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紙の本が100%亡くなることは無い

Category: By jx
紙の本が100%亡くなると断言できる、たった一つの理由
断言できる理由、それは紙の本が"印刷"という技術だからです。そして、「紙の本に限ってそれは無い」と錯覚しやすいのは、「紙に印刷する」という技術があまりの大発明であったからです。あまりに長く親しまれすぎて、それが技術だと認識できないのです。 技術と言うのは、必ずそれを上回るまったく新しい技術によって取って代わられる運命にあります。
何死ぬほど眠たい事言ってるんでしょうか。一般層への普及の条件というものをはき違えています。印刷という技術が普及したんじゃないんですよ、印刷したものが便利だったから普及したんです。技術だから新しいものにとって代わられるんじゃない。使いやすいからみんながそっちを使うんです。 既存の技術が新しい技術に取って代わられるというのは、「同じこと」を実現するのに、より性能の良いもの、コストの安いものの時に成り立つことです。今回の比較はインタフェースが異なってしまいます。使い勝手違います。もし、kindleのような電子ブックリーダーを想定してそのようなことを言っているとしたら、お門違いも甚だしいです。
"音"を記録する音楽メディアは、この100年ほどの間にレコード→カセット→CDと変遷してきました。そして今はCD→ダウンロード、となる過渡期です。
この例では音楽を挙げていますが、この媒体の目的は音楽を聴くことが目的で、レコード、カセット、CD、ダウンロード、どれもイヤホン(スピーカー)を通して聴きます。インタフェースが変わっていないのです。インタフェースが変わらないのであれば、より小型、よりポータブルなものがより利便性が高いことは間違い在りません。だから、音楽という媒体は、この変遷を辿ったのです。 紙の本は状況がことなります。電子ブックリーダーという媒体を考えるのであれば、やはりインタフェースとして非力です。書き込めないし、次のページへの移動が、ページ遷移となってしまって連続しなくなってしまいますし、どれだけめくったのが実感できなかったり。 紙という媒体以上に便利なものを想像できますか?そもそも、人間が想像出来ないものは作ることはできません。もちろん、これから検索出来るという利便性から電子媒体のものは増えていくでしょう。しかし、やはりそれは一部の機械好きの人たちのガジェットに過ぎず、紙という媒体の代わりにはなりえません。 技術は生活をより便利にするものです。より便利になるものであれば古いものに取って代わりますし、そうでなければ変わることはできないでしょう。そして、人間は想像すらできないものは作ることができません。
 

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